セールスフォースがNTTとNECのLLMを活用する「Salesforce LLM Open Connector」を2024年10月24日から提供開始。日本語対応の強化が期待される。
このコネクタは、Salesforce Platformと大規模言語モデル(LLM)を統合するための汎用的な接続手段であり、特に日本語に強いNTTの「tsuzumi」とNECの「cotomi」を活用した連携が可能になります。
これにより、企業は日本市場において競争力を高めるための新たなソリューションを得られるでしょう。
NTTコミュニケーションズは、tsuzumiとSalesforceの連携を進めており、2025年内には業界特化型や顧客体験向上を目的としたソリューションを提供する予定です。
これまでSalesforce Platformでは、主に標準機能として提供されるモデルや顧客が運用するモデルとの接続が行われてきましたが、Salesforce LLM Open Connectorの導入により、さまざまなLLMとのオープンな接続が可能になります。
これにより、企業は業務やユースケースに最適なLLMを選択しやすくなります。
また、同コネクタを通じて利用するLLMに対しても、堅牢なデータセキュリティを確保する「Einstein Trust Layer」が適用されるため、安全性も担保されます。
今回の発表により、Salesforceは日本市場でのLLM活用をさらに推進し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する姿勢を強化しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cb0d8c3ed7624e48c84baff0f604246244d09df1