クロスチェーンプロトコルのワームホールがワールドチェーンに対応し、独自トークンの転送が可能に。開発者向けの統合も簡素化されました。
この対応により、ワームホールが提供するトークンブリッジプロトコル「ポータルブリッジ(Portal Bridge)」を利用して、ワールドチェーンの独自トークン「WLD」、USDCのブリッジトークン「USDC.e」、ラップドビットコイン「WBTC」をワールドチェーンに転送できるようになりました。
また、ワールドチェーンは開発者向けにワームホールコネクト(Wormhole Connect)への対応も開始し、わずか3行のコードで独自のアプリケーションにトークン転送機能を統合することが可能になりました。
現在、ワームホールは多くのブロックチェーンに接続しており、アカラ(Acala)、アルゴランド(Algorand)、アプトス(Aptos)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche/c-chain)、ベース(Base)、ブラスト(Blast)、BNBチェーン(BNB Chain)、セロ(Celo)、イーサリアム(Ethereum)、ファントム(Fantom)、インジェクティブ(Injective)、カルラ(Karura)、クレイトン(Klaytn)、ムーンビーム(Moonbeam)、ニア(Near)、オアシス(Oasis/Emerald)、オプティミズム(Optimism)、オズモシス(Osmosis)、ポルカドット(Polkadot)、ポリゴン(Polygon)、スクロール(Scroll)、セイ(SEI)、ソラナ(Solana)、スイ(Sui)、テラ2.0(Terra 2.0)、テラ・クラシック(Terra classic)、XPLAといったブロックチェーンと接続されています。
ワールドチェーンは、オープンAI(OpenAI)CEOのサム・アルトマン(Sam Altman)氏が設立した暗号資産プロジェクト「ワールド(World:旧ワールドコイン)」の独自ブロックチェーンであり、今年10月に正式にメインネットがローンチされました。
このチェーンは「OPメインネット(OP Mainnet)」の開発元であるOPラボ(OP Labs)が提供するブロックチェーン開発ソフトウェア「OPスタック(OP Stack)」で開発されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5d8de121ff2de5bb0056b544de9eeb7f20148e84