宮本慎也氏が上原浩治氏と対談し、上沢直之のソフトバンク移籍について義理がなくなったと語った。ポスティングシステムの問題点や移籍金の低さに疑問を呈し、改革の必要性を訴えた。
上沢は日本ハムからポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦していたが、今回の移籍により4年総額10億円プラス出来高でソフトバンクと契約を結んだ。
このニュースを聞いた宮本氏は驚きを隠せず、「義理がなくなった」との感想を述べた。
上原氏は、ポスティングシステムの問題点を指摘し、選手が海外でのプレーを経て日本に戻ることができる現状に疑問を呈した。
特に、移籍金が低額であることが問題視され、上沢の日本ハムへの譲渡金が約90万円である一方、山本由伸のオリックスへの譲渡金が約70億円であることを挙げた。
宮本氏は、このような抜け道ができたことにショックを受けており、改革案としてFA権取得前のポスティングを制限するべきだと提案した。
また、移籍金が20億円以上であれば補強費にもなると考えており、選手の移籍に関するルールの見直しが必要であると強調した。
彼らの対談は、現代のプロ野球における選手の移籍や契約の在り方に対する重要な意見を反映している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/84736cf7e710ca60566a66de090e7f000c4b057b
上沢直之選手の移籍に関するコメントは、ポスティング制度のルールや選手の権利に対する懸念が多く見られました。
多くのコメントでは、選手が球団の厚意を受けてポスティングを利用した結果、ルールの不備が選手や球団に不利益をもたらす可能性が指摘されていました。
特に、ポスティングから復帰する選手がフリーエージェントのように扱われることに対する疑問が多く、選手会からの声も重要視されていました。
また、上沢選手が移籍後に日ハムの施設を利用したことや、球団からの支援があったことに対して、感謝の気持ちを忘れずに行動すべきとの意見もありました。
選手がより良い条件を求めることは理解されるものの、義理や誠意を大切にするべきだという声もありました。
さらに、ポスティング制度の見直しやルールの整備が急務であるとの意見も目立ち、選手の将来を考えた制度作りが必要だと感じられました。
このように、上沢選手の移籍に関するコメントは、選手の権利と義理、そして制度の整備に対する多様な見解が交錯しており、今後のプロ野球におけるルール改革の必要性が強く訴えられていました。
ネットコメントを一部抜粋
ポスティングはあくまで球団の権利であり、選手が希望して、球団の厚意で容認される。
もっと酷い時代に頑張っていた先輩方が築き上げてきた制度が、こういう形で使われていると思うことがある。
ルールに不備があることは否めないかと思います。
ルール上問題ない…ではなくルールが無いのが問題では?
選手会からしてもこれはちょっと困る話じゃないかな。