阪神阪急HDの角会長が健康上の理由でグループCEOを退任し、嶋田社長が新CEOに昇任。歌劇団員の死亡問題での対応が影響。
要約すると阪神阪急ホールディングス(HD)の角和夫会長が、健康上の理由でグループCEOを退任することが発表されました。
角会長は1973年に阪急電鉄に入社し、2003年に社長に就任、2006年には阪神電鉄との経営統合を実現し、阪急阪神ホールディングスの基盤を築く重要な役割を果たしてきました。
しかし、2023年10月に発生した歌劇団員の死亡事件における対応が問題視され、当初は確認できなかったパワハラを後に認める事態となりました。
この一連の問題に対する管理責任を問われ、角会長は2023年12月に音楽学校の理事を、2024年2月には歌劇団の理事を辞任しています。
新たなグループCEOには、嶋田泰夫社長が昇任し、今後は彼が経営の最高責任者としてグループ全体を指導することになります。
角会長はホールディングスの取締役も退任しますが、阪急電鉄の会長職は継続するとのことです。
この変化は、経営体制の見直しや組織の再構築に向けた重要な一歩と考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25b3a7c146e270639c00f35e71bfd1d15f2662f1