音楽劇「リビングルームのメタモルフォーシス」が神戸文化ホールで上演される。作・演出の岡田利規は、演劇と音楽の新しい関係性を探求し、音楽をフィフティフィフティで扱うことを目指している。藤倉大との自由なコラボレーションも話題に。
要約すると音楽劇「リビングルームのメタモルフォーシス」が、兵庫・神戸文化ホールで2月に上演されるにあたり、作・演出を手がける岡田利規が12月20日に取材会を行った。
この作品は、昨年ウィーンで初演され、東京でも上演されたもので、賃貸契約の破棄によって家を追われる家族の物語を描いている。
岡田は、演劇と音楽の新しい関係性を探求し、音楽を演劇のバックグラウンドとしてではなく、フィフティフィフティの関係で扱うことを目指していると語った。
音楽家の藤倉大も岡田の考えに共感し、自由なコラボレーションができたと振り返った。
会見では、音楽と演劇のボリューム感が均等であることを願う岡田の思いが語られ、無の状態でのパフォーマンスシーンも印象的だと述べられた。
また、岡田は言葉の持つ力についても考えを示し、演劇における言葉の受け取り方に危機感を抱いていると語った。
神戸出身の森山未來も岡田にメッセージを寄せ、神戸文化ホールでの特別なコラボレーションをアピールした。
この公演は、神戸文化ホールの開館50周年記念事業の一環として行われ、出演者には青柳いづみや朝倉千恵子などが名を連ねている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2558963c06adf42f4e89ae8d56954b181c0ce91