JR北海道が観光列車「ノロッコ号」の運行を2025年度に終了し、2026年度から新たな観光列車を運行予定。老朽化が進む現行車両の後継に期待。
この列車は、釧網本線の「くしろ湿原ノロッコ号」と富良野線の「富良野・美瑛ノロッコ号」として運行されており、それぞれ1989年と1998年に運行を開始しました。
ノロッコ号は、DE10形ディーゼル機関車と50系客車(展望客車)を使用し、大きな窓から自然の風を感じながらゆっくりとした旅を提供してきました。
しかし、現行の車両は製造から45年以上が経過し、老朽化が進んでいます。
特に、機関車や客車の使用部品が生産中止となるケースが増えているため、運行を継続することが難しくなったとされています。
JR北海道は、2026年度から新たに改造した観光列車「赤い星」「青い星」を運行する計画を立てており、これによりノロッコ号の役割を引き継ぐことになります。
新しい列車は釧網本線や富良野線で運行される予定で、観光客に新たな体験を提供することを目指しています。
ノロッコ号は長年にわたり多くの観光客に愛されてきましたが、次世代の列車へのバトンタッチが進む中、今後の展開に期待が寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/87d80ff6797df995b52e4042680039ca32e2c70c
ノロッコ号の廃止について、多くのコメントが寄せられました。
特に、ノロッコ号は一般観光客や外国人観光客にも人気があり、北海道の雄大な景色と相性が良いトロッコ列車の後継を作ることができないかという意見が目立ちました。
新しく導入されるキハ143も、ノロッコ号用の客車と同じ50系客車であることから、同じ出自の車両に置き換わることに驚きの声もありました。
新列車が富裕層向けで、夏季には釧網本線ではなく道内各所でクルーズ列車として運行されるとの情報があり、観光体制がどうなるのか不安を感じるコメントもありました。
さらに、「水戸岡デザイン」の列車に対して食傷気味という意見もあり、北海道らしいデザインを求める声も上がりました。
新しい列車の運行形態や料金が高くなることに対する懸念もあり、公共交通機関としての役割を果たしてほしいという意見もありました。
ノロッコ号の廃止は残念だが、新しい列車には期待を寄せるコメントも見受けられ、期待と不安が交錯する状況が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
入れ替わりで導入されるキハ143も、種車はノロッコ号用の客車と同じ50系客車ですね。
ノロッコ号に関しては本当にどうにかトロッコ列車の後継を作れないものかと思ってしまいます。
新列車は富裕層向け。
夏季は釧網本線ではなく道内各所でクルーズ列車として運行とのこと。
新しい車両はJR九州からの移設ではないのですね。
高くて庶民には乗れなくなって行く。
公共交通機関の役割は果たして欲しい。