名古屋高裁が前川彰司さんの再審開始を認め、支援者と共に喜びを分かち合いました。前川さんは「闘いは続く」と語り、今後の支援を呼びかけました。
要約すると名古屋高裁金沢支部は、前川彰司さんに対する再審開始を認める決定を下しました。
この決定を受けて、前川さんは金沢市の裁判所前で決定書を掲げ、支援者と共に抱き合いました。
前川さんは59歳で、13年前にも再審開始を求める決定が出された場所での出来事でした。
この日は小雨が降る中、約40人の支援者が集まり、「無実の人は無罪だ」と声を上げました。
前川さんは決定書交付前に、「ふたを開けてみないと分からない」と語り、弁護団や支援者と共に「誠意を持って謝罪せよ」と書かれた横断幕を掲げて裁判所に入っていきました。
裁判所内で決定書を受け取った前川さんは、両手でガッツポーズをし、「開始」とつぶやきました。
支援者たちは喜びの声を上げ、拍手と万歳三唱が湧き起こりました。
前川さんは、決定書を高く掲げて裁判所を出ると、「おめでとう」との声がかけられ、今後も支援を続けるよう呼びかけました。
これは前川さんにとって一つの区切りですが、彼はまだ闘いが続くことを強調し、表情を緩めませんでした。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4f7023933c562bd3843d87863c414b8148d279c8