インドネシアで津波から20年の避難訓練、日本の支援で実施
要約すると2023年12月21日、インドネシアのバンダアチェで、2004年のスマトラ沖地震と津波から20年を迎えるにあたり、避難訓練が実施されました。
この訓練には、地域の小中学生約150人が参加し、日本の支援によって建設された3階建ての避難ビルへと移動しました。
このビルは、津波の被害が甚大だったランブン村に位置しており、村の人口約1900人のうち、地震によって約1500人が命を落としました。
訓練に参加した中学2年生のアキラさん(13)は、両親が漁業に従事している家庭に育ち、叔父を津波で失った経験を持っています。
彼は、訓練中にパニックにならないように心掛けたと語りました。
今回の避難訓練は、地域住民が津波に対する備えを強化し、過去の悲劇を忘れないための重要な活動であり、国際的な支援の意義を再確認する機会ともなりました。
日本は、これまでの支援を通じて、インドネシアの防災能力向上に寄与してきました。
訓練の実施は、地域の人々が自然災害に備えるための重要なステップであり、今後も持続的な取り組みが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ac189d2ce82a8892f4b8dd27652963af28311cfa