「ダンダダン黒人化問題」は、人気マンガのファンアートを巡る海外での論争を描いたもので、権利軽視や文化の摩擦が浮き彫りになっています。
このマンガは「少年ジャンプ+」で連載中で、アニメも配信により海外で人気を博しています。
しかし、ある黒人女性が主人公のオカルンとモモを黒人風に描いたファンアートをSNSに投稿したことから、議論が始まりました。
さらに、北米版アニメでオカルンの声を担当する黒人声優がこのイラストをアイコンに使用し、支持する投稿を行ったため、批判が殺到し、彼はアカウントを閉じる事態に至ります。
その後、彼は批判者を「レイシスト」と非難するなど、事態はさらに混乱を招きました。
記事の著者は、ファンアート自体には問題がないとしつつも、個人の思想や主張をアニメや二次創作に利用することに対する反感を理解しています。
また、権利を軽視する風潮が見られることや、声優の行動が日本人には理解しがたいものであることも指摘しています。
背景には、2020年のBLM運動や、エンタメ業界における「ブラックウォッシュ」問題が影響していると考えられます。
著者は、エンタメ業界の自由な表現が委縮しないことを望み、ファンアートには元の作品へのリスペクトが必要だと強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0735e97c1db9efa88f645d42718e252d2207f512
コメントの内容は、黒人化問題に関するさまざまな視点が語られていました。
多くの人々は、既存のキャラクターを黒人化することに対して懸念を示し、文化の尊重や原作への敬意が必要だと訴えていました。
特に、アメリカにおける人種問題や文化盗用の議論が、日本の作品にどのように影響を与えているのかに注目が集まりました。
コメントの中には、アメリカの人々が日本の作品を楽しむ際に、なぜ人種や文化を絡めてしまうのかという疑問が投げかけられていました。
また、過去には黒塗りや黒人を演じることが問題視されていたことを踏まえ、現在の黒人化の流れが逆に差別的な印象を与えているのではないかと指摘する声もありました。
さらに、既存のキャラクターの人種変更に関しては、白人が主人公になる傾向があるのは仕方ないが、全体の多様性を反映させるには新しいキャラクターを創造することが重要だとの意見もありました。
最終的に、文化の尊重や理解を深めることが、真の多様性や包括性につながるのではないかという結論に至る意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
黒人化が問題なのではなく、黒人化したほうが素晴らしいみたいに言う人がいる。
過去には「顔を黒塗りにして黒人を演じる事」が黒人から叩かれた事があり、海外ではタブー化されている。
既存のキャラをチョコレート色にするんじゃなくて、最初から肌の濃いキャラの素敵な作品を作ればいいのに。
既存の作品を黒人に変更する風潮はいかがなものか。
自分たちがやられて嫌だったことを自分たちは平気で行い、尚且つそれを批判されたら被害者面している。