ルイ・ヴィトンが新作「エスカル オトマティック プラチナ ブルーエナメル」を発表。透明感のあるエナメルとギョーシェ彫り技術が融合した、世界限定50本の高級ウォッチです。
このモデルは、ブランドのトランクにオマージュを捧げるコレクション「エスカル」の一部であり、世界限定50本の特別な製品です。
時計のダイヤルには、18世紀から受け継がれてきたギョーシェ彫りが施され、熟練の職人による精密な技術が光ります。
ダイヤル製作は純金製のディスクから始まり、エッジに沿った彫り込みやエングレービング加工が行われ、魅惑的な放射状の模様が生まれます。
さらに、エナメル職人は色ガラスを粉砕して作った顔料を用い、透明感と豊かな色合いを実現しています。
この顔料は、ダイヤルの凹んだ部分に丁寧に塗布され、800℃以上のオーブンで焼成されることで、エナメルと純金の土台が融合します。
こうした繊細な作業を経て完成したダイヤルは、ダイヤモンドのペーストで磨かれ、驚異的な美しさを誇ります。
ケースはプラチナ製で、ジュネーヴのクロノメーター検定機関による精度認定を取得した自動巻きキャリバーLFT023を搭載。
サファイアのディスプレイバックからは、時計の内部機構を鑑賞することができ、特別なシリアルナンバーも刻印されています。
価格は1072万5000円で、非常に手間がかかる工程を経たため、手に入れることができるのはわずか50人のみです。
この時計は、伝統的な技術と最先端の技術が見事に融合した作品であり、時計愛好者やコレクターにはたまらない一品となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cca7ac24955fe578cbb65956f4c43cff5c3ab98f