ファーウェイ、HarmonyOS Nextで第3のOSを目指す

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ファーウェイが独自開発した「HarmonyOS Next」のパブリックベータ版をリリース。Androidとの互換性を排除し、第3のOSとしての可能性を秘めています。

要約すると中国の通信機器大手ファーウェイは、独自開発の新オペレーティングシステム「HarmonyOS Next」のパブリックベータ版を、同社のスマートフォンシリーズ8機種に向けて提供開始しました。

この新OSは、従来の「HarmonyOS」とは異なり、Androidとの互換性を完全に排除しており、シングルフレームワークアーキテクチャを採用しています。

これにより、完全に独立したカーネルを持つこととなり、iOSやAndroidに次ぐ「第3のOS」となる可能性を秘めています。

HarmonyOS Nextは、中国国内の一部ユーザーを対象に配信されており、パフォーマンス効率を30%向上させ、消費電力を20%削減することを実現しています。

また、ゲーム性能の面でも「没入感のあるPCレベルのレイトレーシング品質」を実現し、AI活用にも適しているとされています。

しかし、Androidベースからの移行に伴い、Android用アプリは使用できなくなるという大きなデメリットも存在します。

現在、HarmonyOS Next用のアプリとしてBilibiliなどが用意されていますが、微博などのアプリは未だ配信されていないため、正式リリースまでの充実が求められています。

市場調査会社CouterPointの報告によると、HarmonyOSのシェアは2023年第1四半期の8%から2024年第1四半期には17%に拡大し、中国第2位のOSに躍進しています。

ファーウェイは、すでに1万5,000以上のネイティブアプリが配信可能であり、コンシューマ部門の責任者は「過去4年間、開発者と協力してきましたが、ついにAndroidに対抗する偉業を成し遂げました。

」と語っています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/56f6f4b7f5414712f25ae79052f01159997e550a

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