愛知県が「名古屋三河道路」のルート帯方針を決定。生産拠点へのアクセス向上や防災性を考慮した自動車専用道を整備し、名古屋港や中部国際空港へのアクセスを強化する計画。
この道路は、名豊道路から知多半島を横断し、名古屋港や中部国際空港へのアクセスを向上させることを目的としています。
名古屋三河道路は、西三河地域と知多半島を結ぶ自動車専用道として計画されており、伊勢湾岸道の南側に並行してダブルネットワーク化を図る狙いがあります。
2022年には、名豊道路から国道247号「西知多道路」までを優先整備区間に設定し、3つのルート帯案（A案、B案、C案）を策定しました。
比較検討の結果、B案が選定されました。
B案は生産拠点へのアクセス性や防災性の向上、集落や市街地の回避、景観保全を考慮しています。
建設費用は約3100～3700億円と見積もられ、A案よりも100億円安く、C案よりも800～900億円高いです。
名豊道路は2024年度に全線開通予定で、浜松から三河港を経て名古屋までの約100kmにわたる信号のない自動車専用道路が形成されます。
一方、西知多道路も2027年度に延伸が予定されています。
名古屋三河道路は、三河港と名古屋港を名豊道路経由で結ぶ重要な役割を果たすだけでなく、将来的には尾張側の「一宮西港道路」とつながり、名古屋都市圏の新たな環状道路を形成する構想もあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/355cd03d05771fc8e2518cbff9437f9ccb188f9e
名古屋三河道路のルート決定に関するコメントは、様々な意見が寄せられました。
多くの人々は、この道路が地域の交通や物流に大きな影響を与えると期待していました。
特に、三河と知多の物流が県内で高い割合を占めているため、この道路の重要性が強調されました。
また、名古屋を大回りする必要がなくなることで、利用者にとっての利便性が向上することが期待されていました。
しかし、費用対効果が国に認められるかどうかが課題であるとの意見もありました。
さらに、開通までにかかる時間についての懸念も示され、実現が遠いのではないかという不安もありました。
中には、鉄道の整備も提案する声があり、道路だけでなく交通全体の整備が必要であるとの意見もありました。
また、将来的な人口減少や自動運転技術の進展により、道路の必要性が変わる可能性についても考慮されていました。
全体として、名古屋三河道路の建設に対する期待と不安が入り混じったコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
国の直轄事業道路だから決定したらスムーズに出来ると思う。
三河と知多の物流は県内においてかなり高い割合のため、この道路は非常に重要である。
個人的には西尾張北部に実家があり、実家に帰りやすくなるし、めちゃくちゃ最高な計画（笑）。
早く開通して23号刈谷周辺での朝夕の大渋滞が緩和されると嬉しいですが、、。
名古屋の23号の完全バイパス化。
知多半島を横断する「鉄道」。
まずはこれを先にやっていただきたいです。