TD SYNNEXがIBM watsonxを搭載した生成AI向けアプライアンスサーバーを提供開始。企業向けに安全なAI開発環境を整備し、導入支援も行う。
この新しいソリューションは、企業が自社の特性や機密情報を基にした独自の生成AIモデルを開発し、オンプレミスで安全に運用できる環境を提供します。
近年、SaaS環境での生成AI利用が増加しており、実証実験から本格的なビジネスシーンへの活用が求められています。
TD SYNNEXは、各ハードウェアベンダーとの連携を強化し、watsonx.aiやRed Hat OpenShift、VMwareなどの関連ソフトウェアを組み込んだアプライアンスサーバーを開発しました。
これにより、顧客は低コストで軽量かつ迅速な生成AIアプリケーションの構築が可能になります。
アプライアンスサーバーを導入することで、顧客は自らサーバーにAIソフトウェアやOS、ハイパーバイザーを構築する手間を省き、迅速に自社専用の生成AIモデル開発・運用環境を整えることができます。
さらに、TD SYNNEXは株式会社クレスコと提携し、導入支援や人材育成、要件定義、AIアプリ構築の技術支援などのサービスも提供します。
今後は、サーバーだけでなくワークステーションやPCへの生成AI組み込みソリューションの開発も検討していくとのことです。
また、日本IBMは、AI技術の提供やナレッジの共有を通じて、パートナー企業との共創を進め、顧客のビジネスにおけるAI適用やデジタル変革を推進していく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f3b13fd6d821115e474a0860373ccdafaca7369