名古屋鉄道が中部国際空港と連携し、国際線の手荷物を名古屋駅で預かり、空港まで直送する実証実験を2025年1月に実施します。観光需要の増加に対応し、オーバーツーリズムの緩和を目指します。
この取り組みでは、名古屋駅近くの名鉄商店で航空旅客の手荷物を預かり、搭乗予定の飛行機に積み込み、目的地の空港まで直接輸送します。
荷物を預ける場所は名鉄百貨店本店の1階に設置された受付ブースで、預けた荷物は名鉄名古屋駅ホームまで運搬され、営業列車を利用して中部国際空港駅まで輸送されます。
手荷物の配送料は、規定サイズのスーツケース1個分で3,000円です。
対象となる便は、キャセイパシフィック航空の539便(中部国際空港15時20分発香港行)と531便(16時40分発台北経由香港行)で、スマートフォンで搭乗手続きが可能な旅客が利用できます。
この実証実験は、2月に国内線で行ったものに続くもので、国際線に拡大することでインバウンド旅客の増加を見込んでいます。
また、営業列車で荷物を輸送することで、貨客混載の取り組みも検証します。
観光需要の急増に伴い、公共交通機関の混雑やオーバーツーリズムが社会問題となっている中、この事業は観光庁の「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」に採択されました。
旅客と手荷物を分離して輸送することで、空港アクセス列車の混雑緩和や観光消費の拡大を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/868ec53e59d1689beaf11dc29ccb7a82afec9a0f
名古屋駅での手荷物預かりサービスに関するコメントは、主にサービスの利便性や料金への疑問に焦点を当てていました。
多くのコメントが、他の国での無料のチェックインサービスと比較し、名古屋駅でのサービスが有料であるため、利用者が少なくなるのではないかと懸念していました。
特に、3,000円という料金設定が高いと感じる人が多く、せっかく名古屋駅に来ているのに、その費用を別の楽しみに使いたいと考える人もいました。
さらに、名古屋駅に行く必要があるため、特に地下鉄やJRからの乗り換え利用者にとっては、名鉄百貨店まで足を運ぶのが面倒だという声もありました。
これにより、外国人観光客向けのサービスではないかとの意見もあり、地元利用者のニーズに合っているかどうか疑問視されていました。
全体として、料金や利便性に対する不安が多く、今後のサービス展開に対する期待と懸念が入り混じった内容が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
香港とウィーンでは空港へ向かう駅でチェックイン出来て、預け荷物も手放せて無料でスゴく良いサービスだった。
アレはメチャ便利だけど、今回のこれは有料だし、駅じゃなく店舗まで出向き3,000円だとあまり利用する人は少ない様な・・・
金を取ったら、需要がぐっと減る気がするな。
地下鉄JRからの乗り換えの人なら、わざわざ名鉄百貨店にいく面倒くささ。
つまり、帰ってく外国人観光客用か!?