PayPayが全国の神社や寺院でお賽銭のキャッシュレス決済を導入。年内に7箇所で利用可能に。
すでに愛知県名古屋市の東別院と東京都港区の浄土宗大本山増上寺では導入が始まっており、年内には合計7箇所の神社や寺院に広がる予定です。
この新しい取り組みは、PayPayでの本人確認(eKYC)が完了したユーザーが対象で、PayPayマネー残高からのみお賽銭を納めることができます。
参拝者は寺院に設置されたQRコードを読み込み、任意の金額を入力して「お気持ちを送る」ボタンをタップすることで、スムーズにお賽銭が行えます。
これまでお賽銭は非課税の寄付行為とされていたため、キャッシュレス決済の導入が難しかったのですが、今回の取り組みで正式にキャッシュレス決済サービスを利用した寄付が認められました。
増上寺の参拝部部長である武智公英氏は、特に海外からの参拝者が現金を持っていないことが多く、クレジットカードによる決済を希望する声が増えていることを指摘しました。
また、増上寺では物販においてすでにクレジットカード決済に対応しているものの、お賽銭は非課税のため、これまではキャッシュレス決済が利用できませんでした。
今後は、海外の決済サービスの導入も視野に入れているとのことです。
このように、キャッシュレス決済や個人間送金サービスの普及が進む中で、参拝時のお賽銭がより便利に行える時代へと変わりつつあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e89365f3217474ba7076a6273167ac99e092191f
コメントの中では、PayPayによる賽銭のキャッシュレス化に対する様々な意見が寄せられました。
まず、賽銭文化が終わりつつあるという意見があり、特に寺や神社がこの変化を受け入れているものの、ソフトバンクが利益を得ることに疑問を感じる人が多かったようです。
また、小銭を入金する際の手数料が高く、神社仏閣にとって困難な状況があるというコメントもありました。
手間は省けるものの、PayPayを利用することによる手数料の問題は依然として残っているという意見が目立ちました。
さらに、QRコードの悪用や詐欺の危険性を心配する声もあり、特に和尚がその場にいないことを指摘し、他人による不正利用の可能性を危惧する意見が見られました。
賽銭の一部がPayPayの手数料として流れることに対して、「浄財」を現金のみにすべきだという強い意見があったのも印象的です。
賽銭時に「PayPay!」と呼ばれることに対して、情緒が失われると感じる人も多く、賽銭の意味が薄れてしまう懸念が示されました。
全体として、伝統的な賽銭の意義や文化が損なわれることに対する懸念が強く、時代の流れを受け入れつつも、賽銭の本来の意味を守るべきだという意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
もう賽銭文化も終わりでしょうね。
小銭を入金する時の手数料が高くなり困ってる神社仏閣を聞きます。
あまりにも危険ですね。
浄財の一部が手数料としてPayPayに流れる…ありえないね。
お賽銭の時にペイペイ!って言われるのかー。