日本ハムが中日からFA宣言した福谷浩司投手と入団合意。新庄監督の指導の下、来季のリーグ優勝を目指す。経験豊富な福谷は若手選手への指導にも期待。
福谷は名古屋市内で行われた入団交渉で、推定年俸2000万円からのアップを含む複数年契約を提示され、残留を希望していた中日や獲得を狙っていたヤクルトに断りの連絡を入れたことから、正式な契約が近づいているとされています。
新庄監督が就任4年目でリーグ優勝と日本一を目指す中、日本ハムにとって福谷の加入は大きなクリスマスプレゼントとなるでしょう。
福谷は中日で通算278試合に登板し、セットアッパーや守護神、さらには先発投手としても活躍してきた経験豊富な投手です。
特に、20年以降は先発に転向し、21年には開幕投手も務めるなど、さまざまな役割をこなしてきました。
型にはまらない采配を行う新庄監督のスタイルにフィットできる能力を持ち、また「投げる学者」として知られる福谷は、若手選手が多い日本ハムにとって理想的な人材とも言えます。
日本ハムはこれまでのオフシーズンにおいても、オリックスからのFA選手を獲得しており、今回は3年連続で人的や金銭補償が不要なCランク選手の補強となります。
福谷浩司は1991年に生まれ、愛知県知多市出身で、慶大理工学部を経て12年に中日ドラフト1位で入団。
14年にはリーグ最多の72試合に登板し、19年からは先発もこなすようになり、20年には自己最多の8勝を挙げています。
183センチ、93キロの体格を持つ右投げ右打ちの投手です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cacbdc31c769ba671480c88e8118e49a91f71f7a