有村架純さんのドラマ台本が転売された騒動が発生。所属事務所は回収を進めており、法的責任についても議論されています。
この問題は、台本が有村さんの実家で保管されていたもので、保管スペースを確保するために業者に廃棄を依頼したことが発端です。
しかし、その際に一部の台本が転売され、インターネットオークションに出品される事態となりました。
報道によると、転売された台本は約250冊で、総額51万円で取引されたとのことです。
台本の中には、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で使用されたものも含まれており、表紙には「番組関係者以外への譲渡・貸与禁止」という注意書きが明記されていました。
この騒動の背後には、有村さんの母親の知人が処分を頼まれたものの、金に困って売却したという経緯があります。
事務所はすでに弁護士を通じて回収を求めており、概ね回収が完了したとしていますが、法的な責任についても注目されています。
エンターテインメント業界に詳しい河西邦剛弁護士によれば、台本を売却した男性は「業務上横領罪」に該当する可能性があるとのことです。
これは、他人の物を業務上で横領した場合に適用される法律で、台本が有村さんのものであった場合、男性は法的責任を問われることになります。
このような問題は、単なるゴミではなく、著作権や契約に関わる重要な資産であるため、今後の展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7eb209f7a59b4a581533b91f6d659a0260c76e60
有村架純さんのドラマ台本転売騒動に関するネットコメントでは、主に依頼者と業者の間での処分に関する認識や法的問題が多く取り上げられていました。
コメントの中には、依頼した側が「処分」という言葉をどのように解釈するかが重要であり、例えば「廃棄処分してください」との意味があれば転売は違法になるとの意見がありました。
また、処分を依頼したお母さんが業者を選ぶ際の判断ミスも指摘され、信頼できる業者に依頼すべきだったとの意見もありました。
さらに、台本の転売が問題視される中で、業者が両方からお金を受け取っていた場合には、法的な罪に問われる可能性があることが強調されました。
有村さんの台本が「機密文書」として扱われるべきであったという意見も多く、処分の方法や価値についての見解が分かれました。
中には、台本を廃棄するのではなく、チャリティーオークションなどで本当に欲しい人に渡すべきだったとの提案もありました。
また、廃棄を依頼したお母さんがその後の処分について無知だったのではないかという意見もあり、業者に任せる際の注意が必要だという声も聞かれました。
法律の専門家でない限り、処分の依頼がどのような法的意味を持つのかを理解するのは難しいため、今後の類似事件における注意喚起が求められています。
全体として、この騒動は単なる転売問題にとどまらず、法的責任や社会的な責任についての議論を引き起こした重要なケースと捉えられていました。
ネットコメントを一部抜粋
法律には素人だけど、問題は依頼をした側と受けた側での「処分」という言葉の意味をどう取るかだと思う。
要は処分するはずだった業者が【両方からお金をもらっていた】場合には何らかの罪が生じる可能性が高い。
こういう「価値」のあるものはただ廃棄物として処分せずにチャリティーオークションでもやって本当に欲しい人の手に渡ればいいのでは?
廃棄を依頼されたとはいえ、まだ廃棄していない状態では元の持ち主に所有権はあるでしょ。
廃棄会社の主要業務は廃棄であって転売ではない。