韓国の戒厳草案に通行禁止条項が含まれていたが、尹大統領が削除を指示したと弁護団が発表。国民に向けた戒厳ではないとの説明がなされた。
要約すると韓国の金龍顕前国防部長官の弁護団は、26日にソウルで記者会見を開き、金氏が作成した「非常戒厳」の布告令草案に国民に対する通行禁止条項が含まれていたことを明らかにしました。
この草案は尹錫悦大統領によって削除されるよう指示されたと報告されています。
弁護団の劉承秀弁護士は、金氏が草案の大部分を作成し、大統領がそれを検討した上で一部修正を行ったと説明しました。
戒厳令は一般に国民に対する通行禁止が含まれることが多いですが、金氏が作成した草案にはその内容があったものの、大統領は「国民に警鐘を鳴らそうとする」という意図で戒厳は一般国民に向けたものではないと強調し、通行禁止条項の削除を指示したとされています。
この一連の出来事は、韓国の政治情勢において戒厳の適用や国民の権利に対する影響を考える上で重要な意味を持つものと考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9e8d02e0499a8c6e523636ded930ebe9e033b68b