ゲットワークスが新潟県湯沢町にAI用液冷GPUサーバー専用のコンテナデータセンターを運用開始。高密度で稼働可能な冷却技術を導入。
要約すると株式会社ゲットワークスは、同社が設計・開発した水冷および液冷対応のコンテナデータセンター「コンテナサーバー」を、新潟県湯沢町にある「湯沢GXデータセンター」に設置し、運用を開始したことを発表しました。
このデータセンターは、株式会社GXテクノロジーとの共同運営によるもので、ゲットワークスは2010年からコンテナ型データセンターの設計と開発を行っており、2014年には1棟目を完成させて以来、200棟以上のコンテナ型データセンターを国内で自社設計・構築・運用してきた実績があります。
特に、データセンターの立地や環境、サーバー用途に最適な冷却ソリューションを研究・開発してきたことが特徴です。
液体冷却に関しては、8年前からそのメリットに注目し、雪冷熱、井水、用水、河川水を組み合わせた冷却機構の実証実験を行い、多くの検証データを収集してきました。
今回、日本初となるSupermicro製の液冷クーリングタワーを導入し、液冷GPUサーバーやCoolant Distribution Unit(CDU)を搭載したサーバーラックを設置することで、1台の20フィートコンテナ内に液冷GPU(H100/H200)サーバーを24台、合計192基のGPUを高密度で稼働させることが可能となりました。
この新たな技術により、液冷GPUサーバーの設置や動作検証を希望する顧客に対して、10月23日から第一期として液冷GPUサーバー6台分の先行受け付けを開始することも発表されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/54ab946081c297a5aca446666075c0263569926c