現在、PGAツアーとLIVゴルフの統合に向けた動きが進行中。サウジアラビアのPIFがPGAツアーの営利法人の株式を取得し、選手間の交流も始まっている。突然の統合合意も期待される。
約1年半前にその骨組みが発表されたものの、2024年も最終合意には至らない状況が続いている。
LIVゴルフの資金を支援するサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」が、PGAツアーが新たに設立した営利法人「PGAツアー・エンタープライズ」の株式を取得することが報じられた。
これにより、PGAツアー・エンタープライズの企業評価額は120億ドル（約1兆8000億円）に達する見込みで、サウジアラビアの資金がPGAツアーに投入されることで、敵対関係から統合へと進展している。
今後の課題は、LIVゴルフの選手がPGAツアーに出場できるようにする方法や、PGAツアーの選手がLIVゴルフに参加できるような調整、さらにLIVゴルフの大会での世界ランキングポイントの獲得を可能にすることなどだ。
また、LIVゴルフは欧州のDPワールドツアーとも交渉を進めており、トップ選手の多くがPGAツアーを主戦場とする中で、DPワールドツアーがLIVゴルフの選手を受け入れる可能性も高い。
最近、ラスベガスで行われたTVマッチでは、PGAツアーの選手たちとLIVゴルフの選手たちが対戦し、PGAツアー組が勝利したが、選手レベルではすでに交流が始まっている。
これらの動きを受けて、突然「統合合意」が発表される日も遠くないかもしれない。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ed8b1e6b0e6309017ec445a05633a46837bf1b56
コメントは、PGAとLIVゴルフの統合進展や選手交流の現状について、多様な意見が寄せられていました。
一部のコメントでは、スポーツ界における競争の重要性が指摘され、特に一つの団体が独占することの弊害が懸念されていました。
ボクシングのように複数団体が共存することが選手やファンにとっても良い影響をもたらすのではないかという意見があり、資本主義の観点からも競争が必要だという主張がありました。
また、LIVに移籍した選手の報酬がPGAの選手よりも高いことに疑問を呈する声もあり、選手間の不公平感が浮き彫りになっていました。
さらに、メジャー大会での選手同士の交流は以前からあったとし、年末のエクシビションマッチについても言及され、統合とは異なる側面があるとの意見もありました。
全体として、選手の信頼性や報酬の問題、そして今後の統合に関する期待や懸念が交錯している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
スポーツにおいて、世界的な大会を主催する団体が、大抵、1競技に対して1団体しかないことに、誰も疑問を持たないところが、逆におかしいのかも知れません。
多額の契約金目当てでLIVに行ったのに、今更PGAに出たいとかあり得ない。
もともと、交流はあったよ。
メジャー大会でも同組になるし、話もしてる。
都合のいい事ばかり言ってもらっても困る。
PGAで頑張ってたプレーヤーに失礼かと！
グレッグ・ノーマンがLIVツアーから消える日が来たら丸く収まるような気がする…