三郷流山橋有料道路は開通から1年で渋滞悪化。交通量は計画の半分以下で、利用促進策も課題が残る。
この道路の整備は、近隣の流山橋で発生している深刻な渋滞を緩和することを目的としていました。
しかし、開通から約1年が経過した2024年12月の時点で、交通量は計画の半分以下にとどまり、むしろ渋滞が悪化している様子が明らかになりました。
開通初日は多くの利用者がありましたが、その後の実績は芳しくなく、平日の通行台数は約3790台、休日はさらに少ない4251台に留まっています。
渋滞の状況を確認すると、千葉側では平日の渋滞長が短縮されたものの、休日は逆に長くなっているケースも見られます。
特に、埼玉側の通勤時間帯では渋滞が改善された部分もあるものの、休日の渋滞は悪化しているとの調査結果が出ています。
また、両県は利用促進策として「IKEA新三郷」での割引キャンペーンを実施し、通行料金の軽減を図っていますが、ETCの利用が限定されているため、利便性には課題が残ります。
このように、三郷流山橋有料道路は開通からの期待とは裏腹に、交通量の増加や渋滞緩和において厳しい現実に直面しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/70253e1a7c03385ed3682fcf4dcd9e67a7261b24
三郷流山橋が開通してから1年が経過し、その渋滞問題や利用促進策について多くのコメントが寄せられました。
利用者からは、信号のタイミングが悪いとの指摘があり、特に三郷三丁目交差点と流山八丁目交差点周辺での渋滞が目立っていました。
信号が青に変わっても数台しか進まない状況が続いているため、信号の見直しが必要だとする意見がありました。
さらに、ナビの影響で誤って入ってくる車が増えたことや、線路下のトンネルの幅や高さが通れない車が渋滞を引き起こしているとの声もありました。
また、ETCカードの使用制限についても多くの不満が寄せられました。
特に、利用できるカードが限られているため、通行料を支払わずに通る人が多いのではないかと懸念されていました。
加えて、案内標識の少なさも利用者にとっての障害となっており、「隠れた有料橋」との表現も見受けられました。
さらに、周辺道路の整備が不十分であることが渋滞の一因とされ、流山側の道が2車線に完成すれば流動が変わり、渋滞が緩和されるとの意見もありました。
交通系ICカードが利用できることが少しは便利だとの意見もありましたが、実際の通過方法が複雑であるため、現金決済の方が効率的ではないかという意見もありました。
全体として、開通前よりも周辺の利用者が増えたために渋滞が発生しているとの意見もありましたが、橋の利用促進策や周辺環境の整備が急務であるとの声が多く聞かれました。
今後の改善が期待される内容となっていました。
ネットコメントを一部抜粋
県境を跨ぐ橋は2つの県が交互にお金を出して架けるようで、今回は埼玉県がお金を出す番でした。
信号のタイミングが悪すぎる。
信号が青に変わっても数台しか進まないじゃないか。
ナビで有料道を使わない設定にしている人も多いだろうから、中々この道には誘導されないかも知れないですね。
有料橋のある付近において、当該橋への案内標識があんまりにも少ないです。
使用できるETCカードが限定されていて不便。
開通1年経っても解消されてない。