クリプトドットコムが米国に信託会社を設立し、機関投資家向けのデジタル資産保管サービスを提供開始。
要約するとクリプトドットコム(Crypto.com)は、米国に新たに「クリプトドットコム・カストディ・トラスト・カンパニー」を設立したと発表しました。
この新しい信託会社は、米国およびカナダの適格な機関投資家や富裕層顧客に向けたデジタル資産のカストディサービスを提供することを目的としています。
今後数週間以内には、これらの顧客のデジタル資産が新設された信託会社に移管される予定で、影響を受けるユーザーには個別に案内が行われるとのことです。
移行期間中およびその後も、ユーザーはアカウントや資金への完全なアクセスが保証されるとしています。
クリプトドットコムは、米国での事業展開においてマネーサービス事業者(MSB)を含む複数のライセンスを取得していますが、2023年6月には米国市場における機関投資家向けサービスを一時的に停止する決定を下していました。
これは市場状況の変化により、機関投資家からの需要が限られていることが主な理由とされています。
なお、個人投資家向けのサービスは引き続き提供されており、クリプトドットコムは「米国ではまだ取引所の稼働を開始していないが、同管轄区域においてアプリが停止されたことはない」とのコメントを発表しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/24fd932042f00fb2f26ae49e8a3f3b80e9add5fa