2024年のメディア業界は柔軟なアプローチが求められ、ワン・パブリッシングの松井氏はデジタル、出版、物販の連動を強調。課題としてウェブメディア力の低下を指摘。
要約すると2024年のマーケティングおよびメディア業界は、急速なテクノロジーの進化と市場環境の変化に伴い、従来の慣習に依存しない柔軟なアプローチが求められています。
特に、ChromeでのサードパーティCookie廃止の撤回やAIの実用化により、データドリブンな戦略が重要視されています。
Dididay Japanの年末年始企画「IN/OUT 2025」では、メディアと関わりの深いブランド・パブリッシャーのエグゼクティブに対して、2024年の総括と2025年に向けた挑戦についてのアンケートを実施しました。
株式会社ワン・パブリッシングの取締役社長、松井謙介氏は、2024年の最大の成果として雑誌発のIPを活用したソリューションの拡大を挙げています。
ウェブメディアや雑誌を起点に、ライセンスビジネスや地方自治体の活性化に取り組むことで、数十年の歴史を持つ雑誌ブランドの新たな活用法が見えてきたと述べています。
一方で、2025年に向けての課題として、出版社が運営するウェブメディアの力が低下していることを指摘。
編集者のマインドがデジタルのトレンドと乖離していると感じているようです。
松井氏は、2025年にはデジタル、出版、物販の3つを連動させ、顧客の求める価値にしっかりとアジャストすることを目指していると語っています。
ワン・パブリッシングならではの出版やデジタルソリューションの実践が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/905e6bd7366d0849043368f9312918af544c0a45