女優オリビア・ハッセーさんが73歳で死去。代表作「ロミオとジュリエット」での活躍が評価され、家族への愛が語られた。
声明によると、ハッセーさんは12月27日、自宅で愛する人たちに囲まれながら安らかに息を引き取りました。
彼女は1968年の映画「ロミオとジュリエット」でジュリエット役を演じ、その演技でゴールデングローブ賞を受賞するなど、映画界に多大な影響を与えた女優でした。
ハッセーさんのキャリアは数十年にわたり、ホラー映画「暗闇にベルが鳴る」やアガサ・クリスティー原作の「ナイル殺人事件」など、数多くの作品に出演しました。
特に「ロミオとジュリエット」は彼女の出世作であり、フランコ・ゼフィレッリ監督によるこの作品は、若き日のハッセーさんと共演者のレナード・ホワイティングさんが未成年時にヌードシーンを演じたことが後に議論を呼び、パラマウント・スタジオを提訴する事態に発展しましたが、この訴訟は2023年5月に退けられました。
また、ハッセーさんは1977年にゼフィレッリ監督と再びタッグを組み、テレビミニシリーズ「ナザレのイエス」で聖母マリア役を演じました。
彼女はアルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれ、情熱的な生活を送り、芸術や動物愛護に身を捧げたとされています。
声明では、彼女の家族や子どもたち、夫のデイビッド・グレン・アイズリー、孫のグレイソンが彼女の愛の遺産として残ることが強調され、彼女が与えた影響を称える言葉が添えられました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/95caa97a66d7596680a168d70338abc83361bdfa
オリビア・ハッセーさんの死去に関するコメントには、彼女の映画『ロミオとジュリエット』への思いが多く表現されていました。
特に、彼女が演じたジュリエットのヌードシーンに関する意見が目立ちました。
多くのコメントでは、そのシーンが監督の意図やシェイクスピアの世界観に沿った美しいものであり、イヤらしさを感じなかったという意見がありました。
また、彼女の強い心や演技力を称賛する声も多く、彼女の存在が映画界に与えた影響の大きさを感じさせました。
さらに、彼女の清楚で可憐な姿に感銘を受けたというコメントもあり、彼女を唯一無二の存在として称える意見が多かったです。
彼女の死去にショックを受けたファンも多く、ジュリエット役が印象的だったことや、彼女が出演した他の作品についての意見も交えられていました。
全体として、オリビア・ハッセーさんは永遠の名作を残した女優として、映画ファンから深く愛されていたことが伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
あの作品のジュリエットは永遠だ。
唯一無二の、妖精の様に清楚可憐な人でした。
ロミオとジュリエットのヌードシーンで苦しい思いもあったようですが。
ジュリエットの役が印象的だっただけに。
結局、ロミオとジュリエットを超える作品に出演出来なかった。