スシロー運営会社が、物価高に対応するため2900人の社員に平均6%の賃上げを実施することを発表しました。新卒初任給も増額予定です。
この賃上げは、諸物価が高止まりしている現状において、社員の生活を支援することを目的としており、同時に優秀な人材を確保する狙いもあります。
具体的には、10月分の給与から引き上げが行われ、新卒初任給も増額される予定です。
物価上昇に伴い、企業が従業員の給与を上げる動きが広がっている中、スシローのこの決定は、業界全体の賃金改善の流れを反映したものとも言えます。
特に飲食業界は、コロナ禍からの回復を目指す中で、従業員の待遇改善が求められており、スシローの取り組みはその一環として注目されます。
賃上げによって、従業員のモチベーション向上や離職率の低下が期待され、今後の業績にも良い影響を与える可能性があります。
企業が従業員の生活を支える姿勢を示すことで、消費者からの支持を得ることも重要な要素となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/500643c57a80adac29c6ad08e9e0807a80db314e
スシローが賃上げを実施したニュースに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、賃上げが必要であるとの意見がありましたが、一方で物価の上昇や税金の影響で実際の手取りが増えないことに懸念を示す声も多くありました。
特に、賃上げが実際の生活向上にどのように寄与するのか疑問視する意見が目立ちました。
若年層の賃上げが進む一方で、40代以上の中堅層への配慮が不足しているとの指摘もあり、企業が賃上げを行う際には、全社員に公平な待遇を考慮する必要があるとの意見がありました。
また、アルバイトの待遇改善を求める声も多く、スシローが賃上げを行っても、アルバイトや中小企業の従業員には十分な恩恵がないのではないかという懸念が表明されていました。
さらに、賃上げがインフレを引き起こすのではないかという意見もあり、賃上げが本当に生活を豊かにするのか、疑問を持つ人が多かったようです。
全体として、賃上げの実施が企業イメージの向上につながる一方で、実際の生活改善には至らないのではないかという懸念が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
私も今、会社の給与の見直ししてます。
若年層を中心とした賃上げは、人材確保の観点から、しかたないのかもしれません。
給料は確かに高いですが、半年後どこに居るかわからないほど多い異動。
企業としては人材確保のためにボトムの給与は上げていきますが、全社員を5~6%ずつ上げ続けるのは体力的にしんどいです。
賃上げは使えるお金を増やすことにはならない。