マカオ初の中水ステーション着工で水資源の再利用促進

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マカオで初の中水ステーションが着工、持続可能な水利用を促進

要約すると2024年10月23日、マカオ政府海事・水務局(DSAMA)はコロアン島において中水ステーション第1フェーズの起工式を行った。

このプロジェクトは、マカオにおける初の中水システムの導入を意味しており、排水を処理して再利用する仕組みを提供することを目的としている。

コロアン中水ステーションは、コロアン下水処理場の隣に位置し、2段階で建設される予定である。

第1フェーズの工期は最大430営業日を見込んでおり、1日あたり2500立方メートルの給水能力を持つ。

この水は、2026年に石排灣地区の公営住宅団地およびマカオ大学横琴キャンパスに供給される予定だ。

中水は、トイレの洗浄水や緑化用水など、飲料水以外の用途に使用される。

安全性を確保するため、中水道管は上水と異なる色や材質で設計され、誤接続を防ぐ工夫がされる。

マカオは水資源が限られており、原水の大部分を中国本土から依存しているため、中水の導入は水資源の再利用を促進し、原水の需要を減少させる効果が期待されている。

また、DSAMAは今後、マカオ各地に中水ステーションを設ける計画を立てており、中期的には用水量の5%、長期的には10%以上を中水で賄うことを目指している。

この取り組みは、持続可能な水利用の促進と、マカオの水資源管理の改善に寄与することが期待されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/001103030c8ddbc29b5ac3a58f1018b60bcec5e8

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