名古屋市でエスカレーター利用の新条例施行、立ち止まる意識が62.8%に増加。啓発活動も強化中。
この条例の影響により、市民のエスカレーター利用に対する意識が大きく変わり、2024年の調査結果では93.3%が「立ち止まって利用」と回答しました。
これは、条例施行前の2022年の78.7%から14.6ポイントの増加を示しています。
また、走ったり歩いたりして利用する人は6.7%に減少し、条例の効果が顕著に表れています。
さらに、市民の62.8%が「右側に立ち止まって利用する意識がある」と答え、条例の浸透が進んでいることがわかります。
しかし、空いている右側に立ち止まることがないと回答した人も50.1%に上り、その理由の多くは「習慣となっているから」とのことです。
名古屋市では、エスカレーターの利用に関する啓発活動も行われており、特に通勤・通学客が多い駅では注意書きやAIを使った警告音などで利用者に呼びかけています。
条例施行翌日からは「なごやか立ち止まり隊」が活動を開始し、市民への啓発を強化しています。
名古屋市の取り組みは「名古屋スタイル」として他の大都市にも広がりつつあり、全国への普及が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bd6cbd62171deb903ca8312b1663ab38c3403256
名古屋市のエスカレーター利用条例についてのネットコメントは、条例の影響や市民の意識の変化に関する多岐にわたる意見を反映していました。
多くのコメントでは、エスカレーターの利用マナーが向上したことに感心したとの声がありました。
特に、高齢者や体に不自由がある方々にとって、エスカレーターの利用が安全で快適になったと感じる人が増えたようです。
一方で、エスカレーターを片側に開けることで、逆に長い行列ができることがあるとの指摘もあり、効率が悪化しているとの意見も見受けられました。
さらに、他の地域との違いについても言及があり、名古屋のスタイルが他地域では受け入れられにくいとの意見がありました。
条例の遵守を求める声や、エスカレーターの利用方法についての教育の必要性を訴える意見もあり、全体的に条例の効果やその意義についての関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
エスカレーター乗りやすくなりました。
立ち止まりが常識になってほしいです。
名古屋スタイルはいいですが、関西では無理でしょうね。
エスカレーターは立ち止まって乗るモノ。
全国の自治体でもやればいいのに。