ユニクロが新宿にグローバル旗艦店を開業し、売上高5兆円を目指す新たな挑戦を開始。地域活性化にも注力。
この店舗は、世界で16店目のグローバル旗艦店であり、ユニクロを運営するファーストリテイリングは、2024年8月期に売上高3兆円を突破する計画を掲げている。
柳井正会長兼社長は、数年内に売上高5兆円、将来的には10兆円を目指すと発言しており、新宿本店はその目標に向けた「第4創業期」の象徴的な店舗として位置づけられている。
新宿本店は、かつての「ビックロ」の跡地に出店されており、コロナ禍で閉店していたこの場所に再びユニクロが戻ってきた形だ。
新宿エリアには既に4店舗が存在するが、訪日客の増加に伴い、顧客の期待に応えるために再出店を決定した。
記者会見には、ファーストリテイリングの遠藤真廣執行役員と、クリエイティブ担当の佐藤可士和氏が登壇し、店舗のコンセプトについて語った。
佐藤氏は、過去の「ビックロ」とのコラボを考慮したが、現代に合った新しい店舗を作るべきだと述べた。
また、ユニクロは、サービスや関連ブランドの展開が増えていることを強調し、新宿本店はその表現の場になるとした。
ユニクロは現在、全世界で2495店舗を運営しており、その中で「本店」と名乗るのは新宿本店のみ。
さらに、オープンに際して新宿地域の飲食店やカルチャースポットをまとめた冊子を作成し、この地域を「新宿百貨街」として打ち出すことも計画している。
ユニクロは、全世界で一番売れる店舗を目指しつつ、新宿エリアを盛り上げる意図を持っている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e098f58b426f63374fcee97bf5f4d7dcd02bfb45