2024年のメディア業界は変化が求められ、堀龍介氏は新たな広告サービスや音声コンテンツの成功を強調。2025年に向けてはクリエイティブの強化が課題とされています。
特に、ChromeでのサードパーティCookie廃止の撤回やAIの実践的な活用が進む中で、データドリブンな戦略の重要性が増しています。
Dididay Japanが実施した年末年始企画「IN/OUT 2025」では、業界のエグゼクティブたちに2024年の総括と2025年に向けた挑戦についての意見を求めました。
株式会社テレビ東京コミュニケーションズの取締役、堀龍介氏は、2024年の成果として新しい広告枠のオンライン販売サービス「テレ東広告」や音声コンテンツ、オリジナル番組、グローバルコンテンツの企画を挙げ、特にオンライン販売が視聴者データを詳細に確認できる機能を提供することで好評を得ていると述べています。
音声コンテンツに関しては、Podcast制作の経験を活かし、レギュラー番組の配信を継続し、リスナーの増加に伴ってイベントやグッズ販売も開始しました。
2025年に向けては、ビジネス環境の変化に迅速に対応し、新規性の高い取り組みに挑戦する姿勢が重要であると強調しています。
特に、プラットフォームやコンテンツフォーマットの変化に注目し、素材の二次利用だけでなく、AIとの掛け合わせによる新しいコンテンツの創出が求められています。
堀氏は、原点に立ち返り、コンテンツクリエイティブの強化を目指すことが2025年の大きな目標であるとし、クリエイティブな発想や技術、実装力が支持されるコンテンツの基盤であると信じています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0c82d668a94b36745784836676ea82808ee9df98