東京地裁がアフリカ人男性の難民申請を認め、改正入管法の危険性を指摘する判決が下されました。3度目の申請者の保護が求められています。
要約すると2023年10月24日、東京地裁はアフリカ人男性が難民不認定処分の取り消しを求めた訴訟において、男性の請求を認める判決を下しました。
この男性は、15年間にわたる難民申請の結果として、3度目の申請が認められました。
彼は母国で政治的な弾圧を受け、政党のサポーターとして活動していたために、政府から迫害を受けていました。
具体的な国名は安全のために秘匿されていますが、男性は2006年から2007年にかけて3度逮捕され、2008年には軍の収容施設に連行されましたが、逃走に成功し、日本に来たのは同年の10月です。
彼は2009年に初めて難民申請を行ったものの、2010年に不認定処分を受け、異議申し立ても棄却されました。
その後も2度目、3度目の申請を行いましたが、いずれも不認定となり、最終的に2016年の不認定処分の取り消しを求める訴訟に至りました。
特に今年6月から施行された改正入管法により、3度目以降の申請者は送還されるリスクを抱えることになりましたが、今回の判決では、男性が母国に戻ることで迫害を受ける恐れがあることが認められ、法的に「難民」として認定されました。
原告代理人の弁護士は、この判決が改正入管法の危険性を示すものであり、3度目の申請者の中には送還してはならない人が存在することの証明であると警鐘を鳴らしました。
この判決は、今後の難民認定制度における重要な前例となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7400d6f2fbf278dc5bea491bed0d0d3cf379888e
ネットのコメント
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ネットコメントを一部抜粋
不当に難民申請を利用して日本に滞在しようとする人への対策もあって当然だし、その法の妥当性も考慮すべきです。
今回の判決は難民認定に関わる重要な事例ですが、日本の制度を悪用する偽装難民や、それを助長する弁護士や怪しい団体の存在にも注意が必要です。
文化、習慣など日本はアフリカの人にとって生活しやすい場所でなく、我々にとっても受け入れずらい面がある。
本当にやむを得ない状況の人なのか、本当に迫害されている人なのか、怪しい事例が多すぎる。
日本の司法を信じられなくなっていたって言うのが間違い。
色んな事情はあるかもしれないが、自分の思い通りにいかないからって他国の司法を批判するのは自己中心的すぎますよ。