マイナビの就活エージェントが学生に不適切対応、再発防止策を講じる。
この問題は、エージェントサービスの仕組みに起因しており、内定を承諾した学生から企業から報酬が支払われるため、エージェントは学生に対して就活を早期に終わらせるよう圧力をかけることがあります。
これにより、学生は興味のない企業への誘導や、就活を続けることに対する不当な圧力、いわゆる「オワハラ」が問題視されています。
特に、私立大学の学生が7月にエージェントとのトラブルを大学に相談した事例では、内定を得た学生が別の業界を志望していたため就活を続けると、エージェントから「就活を続けるなら内定を断ってからにして」との指示や「希望する業界はないので就職浪人すればいい」といった発言があったとされています。
さらに、別の企業への就職を決めた後には「われわれへの感謝はないのか」と責められる事態も発生しました。
このような不適切な対応に対し、マイナビは大学側に対して認識し、再発防止策を講じることを明らかにしました。
エージェントサービスの利用が広がる中で、学生への配慮や適切なサポートが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/187124ecbfd96756d723f4eee37fcf83aa23436c
コメントは、マイナビ就活エージェントの対応に対する多様な意見を反映していました。
多くのコメント者は、エージェントが新卒学生に対して内定後も就活を続けることを妨げる行為が不適切であると感じており、これは学生の権利を侵害するものであると指摘していました。
また、エージェントのビジネスモデルに疑問を持ち、学生の自己決定権が損なわれることを懸念する声が多く見られました。
元人事コンサルタントからは、学生支援と企業支援の明確な区分が必要であり、利益相反の構図が問題であるとの意見がありました。
さらに、エージェントが求職者に対して内定受諾を強要する事例も報告され、倫理的な問題が浮き彫りになっていました。
就職活動は人生に大きな影響を与えるものであるため、学生自身が主体的に決定することが重要であるとの意見もありました。
全体として、エージェントの役割やその影響についての再考が求められていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
エージェントって中途採用の転職者だけを対象にしているかと思っていましたが、昨今では新卒採用の学生まで対象にしているのですね。
全てのHR業界は、学生支援と求人企業支援の事業を明確に区分すべきです。
就職は一生の事ですから人の意見は無視して自分で決めないと。
エージェントはボランティアではなく、ビジネスだからね。
希望の仕事に就くために利用してるのであって、業者に利益をもたらすために利用してるんじゃないから。