横浜市の強盗殺人事件で、暴行が激化する背景には指示役の焦りがあると専門家が指摘。実行役はプレッシャーにさらされ、凶悪化した犯罪が多発している。
この事件では、75歳の後藤寛治さんの自宅に押し入った22歳の宝田真月容疑者らが、キャッシュカードの暗証番号を聞き出すために激しい暴行を加えたとされ、後藤さんは上半身に複数の骨折を負いました。
捜査関係者によると、犯行の途中でコンビニに立ち寄り、キャッシュカードを使って現金を引き出そうとしたものの失敗したため、焦りから暴力がエスカレートした可能性があるとのことです。
このような凶悪化した強盗事件が多発する背景には、指示役の焦りがあると専門家は指摘しています。
指示役は、実行役に対して毎月一定額を持ってくるように指示し、プレッシャーをかけていると考えられています。
さらに、千葉県での別の強盗事件でも、逮捕された藤井柊容疑者が女性を車で連れ去り、金を引き出そうとしたことが明らかになりました。
このように、強盗事件が凶悪化する一因として、指示役のプレッシャーや焦りが影響しているとされています。
また、八千代市での強盗予備事件でも、19歳の男が不審な行動をしていたことが報告されており、実行役が使い捨てのように扱われている様子が伺えます。
元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏は、背後にいる組織からの圧力が強まっていることが事件の多発に繋がっていると指摘しています。
指示役は、実行役が捕まっても構わないと考え、金を集めることに専念しているため、事件が続いているのです。
こうした状況が、ますます凶悪化する犯罪の温床となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f6921ea517d433e28f0e56956b53e11ac205ebc1