岩井克人氏がトランプ政権と生成AIの影響について語り、日本企業の未来を探るインタビュー後編。
要約すると経済学者・岩井克人氏へのインタビューの後編では、トランプ政権誕生がもたらした影響と生成AIの急速な進化について議論されている。
岩井氏は、生成AIの進化がポスト産業資本主義における会社のあり方を変える可能性があると指摘し、自身の理論が岐路に立たされていることを明らかにした。
特に、Googleの事例を挙げ、同社がどのようにして非営利団体から成長し、株式の種類を分けることで経営陣の権限を強化しつつも、一般株主にリスクマネーを提供しているかを説明した。
これにより、短期的利益を追求する株主からの圧力を軽減し、長期的な視野で事業に取り組む環境を整えていると述べた。
また、Googleの「Don’t be evil」という規範や、社員に自由な時間を与えるルールが、優秀な人材を引き寄せる要因となっていることも強調された。
岩井氏は、今後の日本企業がどのように進化していくべきかについても考察し、生成AIや新しい経済モデルに適応する必要性を訴えた。
2025年に向けて、日本の企業が目指すべき針路についての洞察が得られる内容となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97d36ff24c0db2825e7e6492854b49f88d4fdea0