名古屋の若者たちが、CO2排出削減を求めて発電会社を訴えました。気候変動に対する危機感を訴える裁判が始まりました。
要約すると名古屋市に住む10代から20代の若者16人が、東京電力と中部電力が共同出資する発電会社JERAを含む10社に対し、火力発電による二酸化炭素(CO2)の排出削減を求める訴訟を起こしました。
この訴訟の第1回口頭弁論が、名古屋地裁で開かれました。
原告の一人である宮沢カトリンさん(29)は、裁判所に対して「安全な地球で暮らす権利を持ちたい」と訴え、気候変動がもたらす脅威を強調しました。
彼女は、CO2排出が続くことで自らの生活が危機にさらされていると述べ、裁判所に対して現状を真摯に受け止めるよう呼びかけました。
一方、被告側は原告の請求を却下するよう求めており、今後の裁判の行方が注目されています。
この訴訟は、気候変動問題に対する若い世代の意識の高まりを反映したものであり、彼らの未来に対する深刻な懸念を示しています。
若者たちの声が法廷でどのように受け入れられるか、今後の展開が期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/460abd7996fb486fc1b75ba016d7ec56edc38cb2