マカオのサンズチャイナが賃上げを発表。2025年3月1日から、全社員の99%に当たる約27,000人が対象。業績回復を受け、他の陣営も追随の可能性。
要約するとマカオのコタイ地区に位置するサンズチャイナは、同社が運営する「ヴェネチアンマカオ」を含むカジノ統合型リゾート(IR)施設の従業員に対して、2025年3月1日からの賃上げを発表しました。
この発表は、マカオに存在する6つのカジノIR運営陣営の中で最初のもので、業界内で大きな注目を集めています。
ボーナスシーズンを迎える中、2024年の春節(旧正月)前に行われるこの賃上げは、月額報酬が1.6万パタカ(約31.4万円)未満の従業員には一律600パタカ(約1.2万円)の加算が行われ、これによりアップ率は3.8%から5%に達します。
一方、1.6万パタカ以上の従業員には2.5%の賃上げが実施されます。
全体で約27,000人の従業員、すなわち全社員の99%がこの賃上げの対象となる見込みです。
この動きは、2023年のアフターコロナによる業績回復を背景に行われており、他の5つの陣営も追随する可能性があると考えられています。
カジノ業界全体が回復基調にある中、サンズチャイナの賃上げ発表は、従業員の士気を高め、業界全体の競争力を強化する一助となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/acb7843dc4045539a40783614e5a198ac2a37893