Nicebuildが新たに発表した「PLAUD NotePin」は、手首に装着できるAIボイスレコーダーで、起きている間ずっと録音可能。GPT-4oを搭載し、録音データの文字起こしや要約もAIが行う。
この製品は、世界初となるOpenAIの「GPT-4o」を搭載したウェアラブル型ボイスレコーダーで、2023年に発売された「PLAUD NOTE」の進化版です。
NotePinは、マグネットピン、リストバンド、クリップ、ネックストラップの4通りの装着オプションを提供し、軽量でありながら64GBのストレージを備えています。
バッテリーは270mAhで、20時間の連続録音が可能です。
特に、起きている間ずっと録音できる機能が注目されており、アイデアが浮かんだ瞬間や立ち話の内容も記録できます。
録音データはBluetoothまたはWi-Fiを通じてクラウドにアップロードされ、AIによる文字起こしや自動要約が行われます。
59言語に対応し、話者識別や段落分けも可能です。
さらに、用途に応じた要約テンプレートが20種類以上用意され、カスタマイズも可能です。
日本市場では、特にオンラインミーティングが多い業種や不動産業界での利用が進んでおり、顧客との会話の記録や教育関係者による講義内容のフィードバックなどに活用されています。
NotePinは、電話録音機能はありませんが、データの取り扱いには注意が払われており、米国のデータサーバーを利用し、GDPRへの対応も進めています。
PLAUD NotePinは12月上旬に発送予定で、価格は2万8600円、無料プランと月額1000円のプロプランが用意されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fa39d7e704e990366cb0690c0349fce525e1a704