北朝鮮が国歌法を制定し題名変更、国家第一主義強化の意図か

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北朝鮮が国歌法を制定し、国歌の題名を変更。これは金正恩氏の国家第一主義を強調する動きとされ、韓国との関係を意識したものと見られる。

要約すると北朝鮮は24日に平壌の万寿台議事堂で開催された最高人民会議常任委員会の総会において、「朝鮮民主主義人民共和国国歌法」を制定したと報じられた。

この国歌法の具体的な内容はまだ明らかにされていないが、国歌の歌詞や演奏に関する規定が含まれていると考えられている。

特に注目されるのは、国歌の歌詞から「三千里」という表現が削除され、「この世界」という表現に変更された点である。

また、4月には国歌のタイトルが「愛国歌」から「朝鮮民主主義人民共和国国歌」に変更されており、これは金正恩国務委員長が昨年末に南北関係を「二つの国家」と宣言したことに関連しているとみられる。

これにより、韓国でも使用されている「愛国歌」との名称を避ける意図があると解釈されている。

さらに、憲法における「愛国歌」に関する条項も、今月の最高人民会議で改正が完了したとされている。

北朝鮮の社会主義憲法では「朝鮮民主主義人民共和国の国歌は愛国歌だ」と明記されているが、今回の国歌法の制定は金正恩が掲げる「わが国家第一主義」を強調するためのものであると考えられている。

このように、北朝鮮は国旗法や国章法などを制定し、国家の象徴物に関する規定を厳格に管理しており、国歌法の制定もその一環とみられる。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eb86125595a33d0f1337dd22b9eb50a71c363789

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