エディオンはZ世代向けPB商品を強化し、ヨドバシHDは千葉に新店舗をオープン。両社の2025年戦略が注目されます。
エディオンは、Z世代をターゲットにしたプライベートブランド（PB）商品を強化しており、新しい「カラーデザインシリーズ」を展開しています。
このシリーズは、自撮り映えを意識した家電を提供することを目的としており、ニトリとの共同開発商品も加速しています。
エディオンは、2024年上期の決算で売上高が3805億円に達し、前年同期比107.9％の増収を記録しました。
特にエアコンやリフォーム関連商品が好調で、アフターコロナの需要回復も影響しています。
また、エディオンの既存店も売上が前年を上回るなど、全体的に好調な営業状況です。
一方、ヨドバシHDは、24年11月に千葉に移転オープンした「マルチメディア千葉」が注目されています。
この店舗は、米ファンドによるそごう・西武の買収後の1号店であり、売場面積が約1万3200平方メートルと広く、利便性の高い立地が魅力です。
ヨドバシHDの24年3月期の売上高は7560億円で減収となりましたが、経常利益率は8.0％と高い利益率を維持しています。
さらに、ヨドバシHDは新業態として体験型ビューティーストア「Yodobloom」を池袋にオープンし、スキンケアやヘアケア商品を体験できる場を提供しています。
これにより、顧客に新たな体験を提供し、今後の成長が期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f32b0b1187b330c42ff5e71f1eebdb6c41256b4f
ヨドバシとエディオンの2025年戦略に関するコメントには、店舗の売り場面積や商品の展示方法に対する多様な意見が寄せられました。
特に、ヨドバシ千葉の新店舗では、売り場面積が小さかった以前の方が売り方がコンパクトでわかりやすかったという意見がありました。
新店舗では初心者向けの商品が展示されていたものの、商品の数が少なく、メーカー別の展示がなかったため、欲しい商品を探すのが難しかったという声がありました。
これに対し、ケーズデンキではメーカー別に展示されていたため、探しやすかったとのことです。
また、店舗内の案内表示が不十分で不便さを感じるという意見も見受けられました。