バイデン大統領が日本製鉄によるUSスチールの買収を阻止。国家安全保障を理由に中止命令を出し、アメリカの鉄鋼産業の重要性を強調しました。
この決定は、国家安全保障に対するリスクを考慮したもので、バイデン大統領は3日に中止命令を出しました。
日本企業によるアメリカの重要企業の買収を大統領が阻止するのは、今回が初めてのことです。
大統領は声明の中で、鉄鋼生産と鉄鋼労働者がアメリカ経済にとって不可欠であると強調し、USスチールの買収がアメリカの最大手鉄鋼メーカーの一つを外国の支配下に置くことになると警告しました。
このような状況は、アメリカの安全保障や供給網の維持に対してリスクをもたらすと指摘し、アメリカ国内での強力な鉄鋼産業の維持が自身の責任であると述べました。
バイデン大統領は、買収の中止命令によってUSスチールがアメリカ企業としての誇りを持ち続けることができると強調しました。
この発表は、国際的な企業買収に対するアメリカ政府の姿勢を示す重要な事例となり、今後の経済や国際関係に影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9d0729d56c87073089a918a80df197a25f98a61c
バイデン大統領が日本製鉄の買収を阻止したというニュースに対して、ネットのコメントは多様な意見を反映していました。
多くのコメントは、この決定がアメリカ経済や労働者にとってどのような影響を及ぼすのかに焦点を当てていました。
特に、買収阻止の理由として経済安全保障が挙げられる中で、アメリカ国内の企業が日本製鉄のような条件で買収に応じる可能性が低いとの指摘がありました。
これにより、USスチールが破綻の危機に直面するのではないかと懸念する声もありました。
さらに、アメリカ政府がこの判断の結果としてどのような対応をするのか、法廷での展開に期待を寄せるコメントも見られました。
日米同盟の信頼性について疑問を呈する意見もあり、国家が企業の経営に介入することへの不安が表明されました。
全体として、今後のアメリカの経済政策や国際関係に対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
日本も日産の破綻に際して、鴻海からの買収攻勢を嫌がり速攻でホンダとの合併交渉を政府含みでやる辺りは全く同じ構図。
ビジネス的に考えると、この買収はアメリカの為にしかならないと思うが、それを拒否する理由は何だろうか？
いまごろになって経済安全保障上の懸念から買収阻止だと。
日米同盟の本質はこの程度だということを示してくれたことは、今後のアメリカ軍事同盟もその程度の同盟だということをしっかり見なくてはいけない。
日本も事実上の属国から真の独立国に変わるべきときです。