京都・下鴨神社で行われた「蹴鞠初め」では、伝統装束を着た男女が華麗な技を披露し、観客から歓声を浴びました。保存会の理事長は、行事が1年の始まりを告げると述べました。
要約すると2023年1月4日、京都市左京区の下鴨神社で「蹴鞠初め」が行われ、平安時代の貴族たちが楽しんだ伝統的な蹴鞠が奉納されました。
この行事では、烏帽子や水干といった伝統装束を身にまとった男女が集まり、地面に落ちないように鞠を蹴り合う華麗な技を披露しました。
蹴鞠は、参加した8人の保存会のメンバーが輪になり、「アリ」「ヤア」「オウ」と掛け声をかけながら、リズミカルに鞠を回し合い、観客からは歓声と拍手が送られました。
保存会の理事長である山本隆史氏は、「この行事が1年の始まりを告げ、身が引き締まる思いです」と語り、伝統行事の重要性を強調しました。
蹴鞠は、飛鳥時代に大陸から仏教と共に伝わり、明治天皇の勅命で設立された保存会によって今も受け継がれています。
このように、下鴨神社での「蹴鞠初め」は、古の文化を現代に伝える貴重なイベントとして、多くの人々に親しまれています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e787c002aab349c90ea5bef7c1e0aa45bcdd982b