品川リフラクトリーズがオランダの耐火物メーカーを約237億円で買収し、グローバル事業を強化。業績への影響は2026年以降に期待。
要約すると品川リフラクトリーズは、2023年10月24日にオランダのアンダス・グループが保有する耐火物メーカー、ゴーダ・リフラクトリーズ・グループの全株式を約1億4430万ユーロ（約237億円）で取得したと発表しました。
この買収により、品川リフラクトリーズはオランダの2拠点で生産される定形および不定形の耐火物製品を取り扱うことが可能となり、欧州4カ国での施工業務にも参入します。
これにより、同社はグローバルな事業の強化を図り、競争力を向上させる狙いがあります。
今後の業績への影響については、2025年3月期の業績に関してはまだ精査中ですが、2026年3月期以降には大きな貢献が期待されているとのことです。
買収に必要な資金は、ゴーダ社の借入返済相当額を含めた1億6430万ユーロ相当の円貨を三井住友信託銀行から借り入れることで調達します。
借り入れ期間は約8カ月で、その後は中長期資金に借り換える計画です。
これにより、品川リフラクトリーズはさらなる成長を目指すと同時に、耐火物市場における地位を強化していく意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/956167014c27aff49400d532e130d2edac016106