山形市の70代女性が特殊詐欺に遭い、約9800万円をだまし取られる事件が発生。警察は注意を呼びかけています。
この事件は、2004年以降の特殊詐欺の中で過去2番目に多い被害額となります。
2024年9月、女性のスマートフォンと自宅の電話に立て続けに電話がかかり、男たちは「女性が犯罪に関与し多額の現金を受け取った疑いがある」と告げました。
女性は身に覚えがなかったものの、電話の話し方から本物だと信じ込んでしまいました。
指示に従い、毎日ATMで現金を引き出し、10月と11月に計6回、約9820万円を紙袋に入れて自宅の駐車場に置くという行動をとりました。
女性は紙袋が持ち去られるのを毎回確認しており、自身の疑いが晴れると信じていました。
しかし、12月になって男たちとの連絡が途絶え、警察に相談した結果、詐欺に気付くこととなりました。
山形県警は、警察からの電話番号の末尾が「0110」でない場合、詐欺を疑うようにとの注意喚起を行っています。
この事件は、特殊詐欺の手口が巧妙化していることを示しており、今後の警戒が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3dcb1b80cfdb6822dd2488fe04e9f53a98700e5d
山形市で発生した特殊詐欺事件では、9800万円という巨額の被害が報告され、多くのネットユーザーがこの事件についてコメントを寄せました。
特に高齢者が被害に遭ったことから、認知能力の低下や判断力の不足が指摘され、同情の声が多く上がりました。
「騙された人を責めても何も変わらない」といった意見もあり、社会全体での理解が必要であるとの考えが強調されました。
また、警察の対応についても疑問が呈され、「もっと真剣に犯人を捕まえるべき」といった意見が見られました。
さらに、詐欺対策として、日常的な教育や情報提供が重要であるという意見も多く、特に高齢者に対する啓発活動の必要性が強調されました。
コメントの中には、被害者が自宅の駐車場に現金を置いていたことに対する驚きや、詐欺に遭わないための具体的な対策を提案する声もありました。
こうした意見からは、詐欺被害を未然に防ぐためには、周囲の家族や地域社会の協力が不可欠であるとの認識が広がっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
高齢者になれば皆認知能力が落ちるため、このようなありえない際に引っかかってしまうのです。
現金を紙袋に入れて自宅駐車場の出入り口に置いて、紙袋が持ち去られるのを毎回確認していた。
まずは執行猶予を無くして、犯罪で手に入れた金は強制労働で返すまで社会に戻れなくするのは一定の効果があると思う。
日頃から対処訓練しておくことが重要です。
周りのご家族が少額の料金を惜しまずに、詐欺対策用電話を設置しておけば、こんな事は起きなかったのです。