LINE VOOMでブロックした相手にもストーリーが表示される不具合が発生。8月29日から9月12日まで続き、APIの誤設定が原因。10月24日に公表され、改修から約1カ月半かかった。
要約するとLINEヤフーは10月24日、同社のショート動画機能「LINE VOOM」において、ブロックしたユーザーにも誤ってストーリーが表示される不具合が発生していたことを発表しました。
この問題は、8月29日から9月12日までの間に起こり、VOOMのストーリー機能に関連するAPIの誤設定が原因であるとされています。
具体的には、ストーリー機能の改修を行った際に、VOOMブロック情報のAPI参照を誤って除外してしまったため、ブロックした相手にもストーリーが表示されるという事態が発生しました。
LINE VOOMにおけるブロック機能は、特定のユーザーの投稿やストーリーを表示しないためのものであり、LINEの友だちのブロックとは異なる点が特徴です。
この不具合が発生していた期間中、LINE本体でブロックした友達にはストーリーは表示されていなかったため、影響を受けたのはあくまでVOOM内のブロック機能に限られます。
問題が発覚したのは9月11日で、同社は12日にAPIを修正し、改修を完了させました。
さらに、10月22日からは友だちのVOOMを自動でフォローする仕様に変更されており、ユーザー体験の向上が図られています。
LINEヤフーはこの一連の問題に対し、迅速な対応を行ったものの、改修から公表まで約1カ月半の時間がかかったことに対して、ユーザーへの影響を考慮した透明性のある情報提供が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fd3fe1939191873e7f7014a72f4902e22ac39464