デルのブランド名変更に賛否の声、XPS廃止の影響とは

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デルが「XPS」ブランドを廃止し、新たに「Dell」「Dell Pro」などの名称を導入。直感的な選択が可能になる一方、批判の声も上がる。

要約すると米Dellは、ラスベガスで開催される「CES 2025」において、PCおよびモニターのブランド名称を新たに「Dell」「Dell Pro」「Dell Pro Max」に変更すると発表しました。

これに伴い、従来のブランド名である「XPS」「Inspiron」「Latitude」「Precision」などは廃止されることになります。

また、新たに「Base」「Plus」「Premium」といったサブブランドも導入され、製品名は「Dell Plus」や「Dell Pro Max Premium」といった形で展開される予定です。

この変更により、消費者向けとビジネス向けの製品がより直感的に理解しやすくなることが期待されています。

これまでのブランド名は、特にXPSが最上位であることを知っていないと選択が難しいという欠点が指摘されていましたが、新しいラインナップでは性能や価格帯が一目でわかるようになると考えられています。

しかし、海外のテクノロジーメディアではこのブランド変更に対する批判も存在します。

米Engadgetは「XPSブランド廃止は愚策」とし、ブランド移行期において既存モデルとの比較が困難になる点を指摘しました。

また、米VERGEは、シンプルな名称は良いが、「Plus」「Premium」「Pro」「Max」といった表現がありふれており、デル社のアイデンティティを損なう可能性があると論じています。

このように、ブランド名の変更は利便性を高める一方で、消費者にとっての混乱を招く可能性もあり、賛否が分かれています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c6fa19535feac05ebb1b301b70f229f1babe8490

ネットのコメント

デルのブランド名変更に関するコメントには、賛否が分かれる意見が多く寄せられました。

特に、XPSの廃止については、デザインを重視したビジネスカジュアル向けのブランドとしての確立を惜しむ声が上がりました。

多くのユーザーが、XPSが最上位のモデルであることを理解していたため、ブランド名変更によってどのモデルを選ぶべきかが分かりにくくなるのではないかと懸念していました。

また、最近のデルは一部の格安モデルを除いて価格が高くなり、選択肢として候補に挙がらなくなっているとの意見もありました。

さらに、Intelの新世代プロセッサやAMDの製品に関する評価が低下している中で、デルも厳しい状況にあるのではないかという見解も見受けられました。

ブランド名の変更がApple方式に似ているとの指摘もあり、これまでの批判がどのように変わるのか、今後の動向に注目が集まっていました。

このように、ブランド名変更に対する反応は様々で、特にXPSの廃止が多くのユーザーに影響を与える可能性があることが強調されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • デル迷走してるな。

    かなり心配。

  • XPSはデザインコンシャスなビジネスカジュアル向けにブランド確立していたと思うが捨てちゃうのか。

  • これまでのブランド名は、「XPSが最上位でInspironが普及帯」ということが頭に入っていないと、どのモデルを選べばいいかわかりにくい欠点があった。

  • 無印、Pro、Pro MaxのそれぞれにBase、Plus、Premiumがあるとかすでにややこしくなってきてるな。

  • Apple方式を批判していた人の言い訳が笑えます。

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