デロイトトーマツ、AIチャットボット企業CAMELを完全子会社化

デロイトトーマツがAIチャットボット企業CAMELを完全子会社化、地域支援を強化へ

要約するとデロイトトーマツグループのデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社は、AIチャットボットを主力とするCAMEL株式会社の全株式を取得したと発表しました。

この取引により、CAMELは2025年1月6日付けでデロイトトーマツの完全子会社となり、同社のパートナーである品川梓氏が代表取締役社長に就任します。

CAMELは1986年に設立され、映像制作を主な業務としてきましたが、近年はAIチャットボット「Edia（エディア）」を通じて、地方自治体や教育機関、民間企業の問い合わせ対応業務の負荷軽減や顧客対応力の向上を支援してきました。

また、地域の魅力発信を目的とした広報誌や動画制作を行い、地域創生にも寄与しています。

一方、デロイトトーマツはM&Aアドバイザリーや危機管理、スタートアップ企業の支援など多岐にわたるサービスを提供しており、特にBPOサービスを展開して企業や自治体の業務効率化やコスト削減を図っています。

今後、CAMELはデロイトトーマツグループと連携し、AIチャットボットや地域支援、民間企業への支援を強化していく方針です。

具体的には、自治体向けのウェブを利用した住民問い合わせサービスにAIチャットボットを活用するソリューションを提案し、業務効率化を図るほか、BPOサービスと組み合わせて民間企業のコールセンター業務にAIチャットボットを導入することを目指します。

さらに、地域の観光DXや広報支援を通じて地域課題の解決や地域創生を進めていく考えです。

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