中国の新年を祝う映像が誤情報と判明。ドローンと花火の合成動画が拡散されたが、実際は2つの異なるショーの映像を組み合わせたものであることが確認された。
要約すると2025年1月1日、中国の新年を祝う映像として「ドローンと花火の融合」がSNSで拡散しました。
しかし、この映像は誤った情報であることが判明しました。
動画には、ドローンで再現された龍と、その上から花火のような火花が舞い落ちる様子が映っており、「都庁のプロジェクションマッピングの数万倍クオリティ高い」といったコメントも寄せられました。
しかし、動画を詳しく検証した結果、実際には2つの異なるドローンショーの映像を合成したものであることが明らかになりました。
具体的には、龍を再現するドローンの映像は2024年10月に中国・深圳で行われたショーから、花火を落とすドローンの映像は2024年12月に湖南省で行われたショーからそれぞれ取得されたものです。
このように、拡散された動画は、上海の夜景に2つの異なるドローンショーの映像を組み合わせて作られたものであり、事実に基づかないものであると判定されました。
この誤情報は900件以上リポストされ、表示回数は126万回を超えるなど、多くの人々に影響を与えました。
誤った情報がSNSで広がる中、視聴者からは「これ本物じゃないでしょ?」という疑問も寄せられましたが、最終的にはファクトチェックにより、誤情報であることが確認されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/37fe015541121b864c626194a063063d9d76ccf9