イーロン・マスク氏がイギリス政治に介入し、首相や党首への批判を展開。彼の影響力が政治に及ぶことに欧州の指導者が懸念を示している。
彼は英野党「リフォームUK」の党首交代を求め、ナイジェル・ファラージ氏を辞任させるべきだと主張。
また、組織的な児童性的搾取事件に関して、当時の検察トップであるキア・スターマー首相に責任があるとし、首相の退任を求めた。
BBCのロズ・アトキンス編集長によると、マスク氏はツイッター(現在のX)を買収したことで大きな影響力を得、その影響力を政治的な力に変換しようとしている。
昨年のアメリカ大統領選では、Xを利用してドナルド・トランプ氏への支持を増幅させた実績がある。
また、ブラジルでは、Xに対する誤情報の制限策に反抗し、国内サービスが一時停止される事態を引き起こした。
さらに、ドイツの総選挙を控え、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」への支持を示している。
こうした動向に対し、欧州の指導者たちは懸念を抱いている。
マスク氏の行動は、彼が世界の政治にどのように影響を与えようとしているのかを示す重要な事例であり、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/30aba57f633b9f893ebcf6c57740f790281b1fa4
イーロン・マスク氏の政治介入に関するコメントは多岐にわたり、彼の行動が商業的な観点から理解されるべきだという意見がありました。
特に、SNSが選挙に与える影響力が増している中で、マスク氏がその影響を利用することは商売として正当であるという見解がありました。
また、マスク氏が一企業のリーダーとして国家の問題に介入することが一般化している現状についても懸念の声が上がりました。
彼の行動は、企業が国家よりも重要視される時代の象徴と捉えられ、特に資本主義の中での権力の変遷が議論されました。
さらに、彼の求めているものが公平な世界ではなく、経済的支配を再興することであるとの意見もありました。
マスク氏の行動は、現代の混沌とした状況を反映しているとも指摘され、国家のリーダーたちが後ろ向きな対応に追われている中で、彼が逆行することで新たな道を切り開く可能性も示唆されました。
全体として、マスク氏の行動がもたらす影響については賛否が分かれ、彼の商売人としての成功が政治的権力にどのように結びつくのか、今後の展望についても関心が寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
道義的にどうとかじゃなくて商売としてみれば正解なんだろうな。
ITの時代になってから、一社での経営規模が一国家に匹敵、もしくは凌ぐという会社が激増した。
彼は世界を仮想世界だと思っている。
こんな喜劇が、現象するのも現代の混沌さと悲惨さを克服する未来の見えない現実があるからではないだろうか。
マスク氏には、良きビジョンというものが無いようです。