日本ハムが新ブランド「こころわけギフト」を発表。食べきりサイズで高齢者への贈答需要に応え、精肉やローストビーフをラインアップ。認知拡大を図り、50歳代以下をターゲットに。
このブランドは「食べきりサイズの思いやり」をコンセプトにしており、冷凍の通年ギフトとして展開されます。
主に50歳代以下の高齢の親や祖父母への贈答需要に応えるため、精肉を1回分の食べ切りサイズでパッケージし、特に柔らかくて食べやすい豚ヒレ肉を用いたローストポークを含む商品が特徴です。
日本ハムは、40～50歳代の消費者をターゲットにしており、この層はギフト市場の約3割を占める重要な市場と位置付けています。
ギフト市場全体は、中元や歳暮といったシーズンギフトが減少傾向にある一方で、記念日などの通年ギフトは微増しています。
しかし、ハム・ソーセージギフトの購入者は高齢化が進み、60～70歳代が約6割を占めるため、若年層の取り込みが課題となっています。
そこで、日本ハムは新たに精肉とローストビーフをラインアップし、特に50歳代以下の「子から親への贈りもの」需要に訴求します。
調査によると、両親へのプレゼントで重視されるポイントは「はずれない・定番であること」であり、日本ハムブランドの認知拡大を図る方針です。
商品は、九州産の「宮崎牛」と「くまもと あか牛」を食べ比べできるセットや、100gサイズのローストビーフとローストポークを含むアソートが用意されており、いずれも高齢者に配慮した食べやすいサイズで提供されます。
これにより、食べ切りサイズの美味しさを楽しむことができ、高齢者でも安心して食べられる配慮がされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0ee9d4c9759d986cb050d21c350e65a7696528ad