三井物産、マクドナルド向け物流強化に向けた買収を発表

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三井物産がHAVIグループの日本法人と台湾法人を買収し、マクドナルド向け物流を強化。外食チェーンの開拓も視野に収益力向上を目指す。

要約すると三井物産は2023年10月25日、日本マクドナルドに原料を供給する物流会社である米HAVIグループの日本法人1社と台湾法人2社の全株式を取得することを発表しました。

手続きは2025年3月期中に完了する予定で、買収額は非公表ですが数百億円に上ると見られています。

この買収を通じて、三井物産はマクドナルド以外の外食チェーン向けの事業開拓を目指し、収益力の強化を図る方針です。

HAVI日本法人は2010年に設立されて以来、日本マクドナルドとの資本関係はありませんでしたが、バンズやパティなどの原料や包材の物流を一手に担ってきました。

一方、三井物産は日本マクドナルドの冷凍ポテトを20年以上輸入しており、HAVIの日本法人および台湾法人とも長年にわたる取引関係があります。

このため、三井物産がマクドナルドとHAVI双方との関係性を活かして株式取得に至ったと考えられます。

今後、三井物産は中間流通コストの削減や物流経路の効率化を進め、日本マクドナルドのサプライチェーンを強化する計画です。

また、国内の食品向け物流市場が人口減少により成長が見込めない中で、日本マクドナルド以外の外食チェーンの開拓を進め、共同配送の実現を通じて収益性の向上を図ることが期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1c7c5943f65db64798c262612e5a4ee8e36766e7

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