マカオで新たにデング熱感染者を確認、患者はベトナム渡航歴あり
要約するとマカオ政府衛生局(SSM)は1月8日、マカオで新たに輸入性デング熱感染者が確認されたと発表した。
これは今年3例目で、感染が確認されたのは32歳のマカオ人男性。
この男性は2024年12月29日から1月1日にかけてベトナムを訪れており、帰国後の1月3日に発熱と筋肉痛の症状が現れた。
症状が続いたため、再度病院を受診し、検査の結果デング熱(Ⅱ型)と診断された。
現在、患者は入院中で容体は安定しているが、同行した家族に体調不良は見られない。
予防措置として、患者の自宅や活動場所周辺で蚊の駆除が行われる予定である。
デング熱は蚊を媒介とする感染症であり、マカオでは昨年、39件の輸入性感染が確認されており、特に広東省との往来が多い地域からの感染が目立った。
今年に入ってからは、タイからの2件、ベトナムからの1件が報告されている。
マカオは人口約68万人で、人口密度は非常に高く、感染症の広がりに対する注意が必要とされている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/245e4780799fed3a45c40978767f5606ef85bcc0